酢の活用方法
お酢の殺菌効果は、O-157(病原性大腸菌)にも効果があるそうです。
実験で、酸度5%の酢の中ではO-157は30分で10万分の1に減少し、
酸度10%の酢では1分で同じ結果が得られたそうです。
そのお酢の優れた殺菌力を利用して、いろいろお掃除に利用してみましょう。
専用剤を購入するよりずっと安く済むし、環境にもやさしいお掃除です。
- 冷蔵庫
- 酢水にふきんを浸して絞ったもので拭きます。冷蔵庫の臭いがとれて、
殺菌・防腐・防カビ効果もあるのでおすすめです。
- スポンジ
- 、酢と食塩を入れたお湯に浸してしばらく置けば、スポンジの除菌ができます。
- まな板
- まな板の殺菌には、よく洗ったまな板にキッチンペーパーか布をかぶせて、
食塩を加えたお酢をかけて、1時間以上放置してから水洗いします。
- 洗濯機
- 水をいっぱい入れた洗濯機にコップ1杯のお酢を入れて回します。
酢の殺菌効果で清潔になります。洗濯機の内層のカビとりには、
洗濯機に水をはって、酢を水20リットルに対し、カップ1杯ぐらいの割合で加えます。
数回まわした後、1時間ほど放置してから流します。
- 柔軟剤
- お洗濯のすすぎに大さじ一杯の酢を入れると、柔軟剤の代わりになります。
最後にもう一度水ですすいで下さい。衣類の臭い防止にもなりますし、
すでに衣類に臭いがついてしまった場合でも、これですすぐと臭いが取れます。
- 魔法瓶
- 魔法瓶についた臭いをとるには、水を半カップに酢を大さじ3〜4杯入れて
よく振ります。その後、よく水洗いします。
- 鍋の黒ずみ
- 食材のアクで黒ずんだアルミ製の鍋は2倍に薄めた酢水で15分間煮立てて、
その後よく水洗いをします。
- 器の手入れ
- 茶渋や食べ物のしみのついたがんこな食器の汚れも、
酢をつけたスポンジでこするときれいに取れます。
鍋や食器についた魚介などの気になる臭いを取るには
約100倍に薄めた酢水で10分間以上、あるいは、一晩放置すると臭いがとれます。
独特の臭いがある新しい漆器は、酢水で拭くと、臭みがとれます。
- 配水管
- 半カップの酢に重曹を小さじ1杯入れて溶かし、
配水管に流し入れると、流しの詰まりが取れます。
- 畳
- 畳を1リットルの水に大さじ1杯の酢を入れて混ぜたもので
拭くと汚れが落ちやすくなる。
- シミ抜き
- シミには酢をたらして、十分含ませた後、
水を含ませた布ですいとるようにします。
カーペットに食べ物をこぼしてしまったら、
ティシュペーパーなどで汚れをつまむように取り除き、
酢をつけた雑巾で、外側から内側にとんとんたたいて仕上げに水拭きします
- ガラス
- ガラスのお手入れには、水で薄めた酢で拭くと、ぴかぴかになります。
ガラスのコップも酢水で洗うと曇りがとれて、もとの透明感を取り戻せます。
- 銅・銀
- 銅器の緑青・銀器のサビは酢をふくませた布でふくとよくとれます。
最後に水洗いして、乾いた布でみがいてください。
- 生け花
- 生け花の切り口に酢をつけていけると水揚げがよくなり、長持ちします。
- 竹製品
- 竹ざるなどの竹製品はカビが生えやすいので管理がたいへんです。
時々、酢水で拭くようにすると、殺菌にもなるし汚れもとれます。