重曹の利用方法として最近注目されてきたのがスキンケアとしての使い道です。 温泉の主要な成分でもある重曹温泉は「美人の湯」とも呼ばれ、肌を軟化させスベスベになることでも知られています。 しかし健康なお肌はpH4.5〜pH6.0の弱酸性です。重曹のpH8.0は弱アルカリなので、 お肌が過敏な方が重曹を多用して皮膚のトラブルを起こす可能性もあるので、自分のお肌に合わせて使うようにしてください。
- お風呂
- 浴槽にカップ一杯の重曹を入れます。洗浄効果があり血行も良くなり体があたたまります。
- 歯磨き
- 重曹で歯を磨くと口臭も消えてお口の中がサッパリします。重曹半カップにグリセリン大さじ1・はっか油5滴・シナモンパウダー大さじ1を よく混ぜて密閉容器に入れます。歯ブラシの先に少量つけて歯を磨いて下さい。慣れると市販の歯磨き粉はもう使う気になれません。
- マウスウオッシュ
- 精製水100ccに重曹を小さじ半分入れてマウスウオッシュとして利用できます。これに食塩を小さじ半分加えると、重曹の消臭効果に加え殺菌効果も期待できます。
- ひじやかかとの手入れ
- 重曹が湿る程度に水を加えてペーストを作ります。 このペーストでひじ・ひざ・かかとなどに塗って15分程度たったらきれいに拭き取ります。 古い角質が柔らかくなります。
- クレンジングオイル
- 小鼻のまわりなど毛穴の汚れ取りには水の代わりにオリーブオイルを重曹に加えてクレンジングオイルとして使用します。
- クレンジングローション
- 重曹はクレンジングローションとしても使えます。
精製水に1%の重曹を入れてよく混ぜ合わせます。コットンにたっぷり含ませてやさしく拭き取ります。
- 消臭効果
- 病気で入浴できない場合は洗面器一杯のお湯に重曹を大さじ4〜5杯入れて、エッセンシャルオイルを数滴入れます。 そこにタオルを浸して絞って身体を拭き取ります。
- イボ・ウオノメ
- 重曹に少量のひまし油を入れてクリーム状になるようによく混ぜます。いぼ、ホクロ、しみ、ウオノメや、やけどの跡などの気になる部分に1日2回つけ絆創膏などでカバーします。 これでホクロが取れたという人もいるらしい・・・でも私は確かめたことはありません。
手作りでキッチンコスメを作る場合はくれぐれも自己責任でお願いします。
お肌の性質や状態は個人差があるので、かならずパッチテストを行って下さい。
妊婦の方はエッセンシャルオイルの使用には十分にご注意下さい。
お肌に合わない、おかしいなと思ったらただちに使用を中止して下さい
使用する容器などの入れ物は煮沸やアルコールなどで消毒して下さい。