お菓子作りによく使われるベーキングパウダーはベーキングソーダ(重曹)とは違うものです。
ベーキングソーダーは単独では膨らまず、酸と一緒になってはじめて発泡・膨張作用がおきます。
そこでクエン酸や酒石酸等を加えて便利にしたものがベーキングパウダーです。
ベーキングソーダにレモンやお酢、材料が持っている酸などをうまく組み合わせるとふくらし粉代わりにもなります。
- 黒豆の煮物に重曹を使うと、ふっくらきれいに仕上がります。
- 野菜のアク取りには沸騰したお湯に少量の重曹を入れて茹でます。
- ソースやドレッシングの酸味が気になる時に重曹を極少量入れると酸味をおさえます。
- 果物のワックスを落とすのに重曹を溶かした水で洗います
- オムレツをふわっと仕上げるには重曹をひとつまみ入れます。
- お肉をやわらかくしたいときは下ごしらえに重曹をすりこんでしばらくおいてから、
洗い流して調理します。
- 生魚の臭みを取るには重曹の水溶液でサッと洗ってから調理します。
- ほんのひとつまみの重曹でお茶や紅茶の色がきれいにでます。
- レモンやイチゴ等、酸のあるフルーツを絞って好みの砂糖又は蜂蜜を加えて冷やしておきます。 飲むときに少量の重曹をいれるとフルーツソーダができます。