はじめに
石けんを作り始めて材料などの特徴や効能を調べているうちに、
リンスや化粧水、クリーム、歯磨き粉などが手作りで出来ることがわかりました。
台所にあるもので出来ちゃうのでめちゃめちゃに安く仕上がり、
その上その効果にびっくり!
いまでは化粧品売り場の値段を見ると馬鹿らしくなってしまいました。
また、手作りする楽しさにめざめてしまい、化粧品とは無縁の私が
今では「次は何を作ろうかナ〜」なんて毎日考えています。
中にはそのおもしろさにはまって口紅やおしろいまで自分で作ってしまう人もいるそうです(^^
さあ、今日からあなたも手づくりをはじめませんか♪
手づくりのよさはなんといっても自分の肌にあったものがつくれること
でも、その前に注意事項がありますのでかならず読んで下さい
とても大事なことなのでしっかりと頭に入れておいてくださいねm(__)m
注意事項!
自分で手作りするには守らなければならない事項がいくつかあります。
とても大事なことなのでしっかりと頭に入れておいてくださいね。
- 使用する器具や容器は清潔なものを使うこと
- 出来上がったものを入れる容器は消毒しないと傷みが早いし肌につけるものなので
細心の注意が必要です。できればガラス瓶を使用し、煮沸消毒することが
望ましいのですが、なければ消毒用アルコールで消毒します。
- 自分の肌の性質をよく知ること
- お肌は人によって千差万別です。他の人が最高に良い物と思っても
自分にも合うとは限りません。以下のタイプを参考にして自分に合うものを
作るようにするとよいでしょう。
- 乾燥肌・・・保湿効果の高いものをめざす
- 普通肌・・・水分補給と皮脂分泌のコントロールの両方をめざす
- オイリー肌・・・皮脂分泌をコントロールし、さっぱり仕上がるものをめざす
- 混合肌・・・お肌の水分補給をめざす
- 材料の特質などを調べるようにする
- レモンなどの柑橘系には光毒性(シミの原因)があると言われています。
刺激の強いものやアレルギーの原因になるものもあります
このサイトでは少しでも参考になるように材料の説明のページを置いてありますが、
手づくりすることは自己責任のもとで行うことが基本です。
使用する材料は事前に調べることを心がけるようにしましょう。
- 作りすぎないこと!
- たいていの市販の化粧品は合成の保存料や安定剤などいろいろ入っています。
手作りの良さはこれらのものを入れないで作ることになります。
それが手作りの良さなのですが、持ちは悪いです。
冷蔵庫で保管しても一週間ももたないものもあります。
したがってあまり作りすぎないようにして下さい。
また保管には細心の注意が必要です。
- かならずパッチテストを行う!
- 材料によってはアレルギーを起こすものもあります。
アレルギーの原因になるものを特定するためにも、初めはシンプルな材料から
スタートしてパッチテストで確認するようにしましょう。
- できたものをコットンに少量含ませて体の敏感な部分に貼って
24時間おいて様子をみます。かぶれ、赤み、かゆみなどが出るようでしたら使用を中止します。
基本的なリンス
手づくり石けんは合成シャンプーとは汚れを落とす仕組みが違います。
合成のシャンプーは酸性、アルカリ性にかかわらず
陽イオン界面活性剤と呼ばれるものが使用されていて、
洗髪すると髪はマイナスの電気を帯びた状態になるので
洗髪後の髪をプラスの電気を与えて中和するのが合成のリンスの役割です。
手作り石けんの場合、石けんは弱アルカリなので洗髪後のリンスは、
アルカリに傾いた髪を酸性の液で中和する方法になります。
通常石けんで髪を洗うとキューティクルが開き、きしみを感じます。
弱アルカリに傾いた髪の毛を酸性リンスで中和させると、
開いたキューティクルが閉じてきしみ感は取れるのです。
石けんで髪を洗うとゴワゴワする感じがする、
櫛の通りが悪いなど感じる場合は特に酸性リンスが必要になります。
酸性リンスはクエン酸や穀物酢、柑橘系などを水で薄めて簡単につくることができます。
酢の匂いが気になる方はエッセンシャルオイルを混ぜたりハーブを酢に漬け込んだりしたものを
使用するとアロマ効果も期待できます。使用する酢の量は洗面器一杯の水におちょこ一杯くらいですが、
個人差があるので適度に量を増やしたり減らしたりして自分に合った量をみつけると良いでしょう。
石けんで髪を洗うと地肌に石けんカスが残るのでかゆみが出るという人もいます。
使用している水が硬水だと石けんカスが出やすいようです。
この場合軟水で髪をすすぐようにすると石けんカスは出なくなります。
それぞれ個人差があるので自分にあった方法を選んで下さいね。
ハイビスカスリンス
家のまわりに垣根として植えているハイビスカスの花を摘んで作ってみました。
ハイビスカスが手に入らない方は好みの花びらを使用してください。
花びらを軽く洗って容器に入れて、お酢を加えて2週間ほど浸けておいたものを使用します。
材料:
- ハイビスカスの花....10枚
- 酢..................1カップ(200cc)
- グリセリン..........小さじ1杯
- 月桃オイル..........5滴
作り方:
浸けておいたお酢を茶こしで漉してスプレーの容器に入れます。
グリセリンに月桃オイルを入れて混ぜてから容器に加えます。
よく振ってから使用します。
ハイビスカスなんてそうそう手に入る物ではありません(;´_`;)
私がこの花を使った理由は花びらを摘んで軽く揉んで手のひらにこすり付けると、
とてもスベスベするんです。もしかして髪に良いかも、と思って作ってみました。
とてもきれいな色なので当分はどのリンスにもこのお酢を加えることになりそうです。
あなたのまわりに肌に良さそうな素材があったら試しに作ってみて下さい。
くれぐれもパッチテストや素材について調べる習慣は身につけて下さいね。
リンスの素
健康によいと言われているお茶ばかり使用してリンスの素を作ってみました。
材料:
- 柿茶............育毛・養毛
- グアバ茶........抗アレルギー、抗炎症
- クミクスチン茶..皮脂の軽減
- ローレル........育毛・養毛
作り方:
頭髪によいといわれている材料をお酢に漬け込みます。
1〜2週間で茶こしで漉してガラス容器に移します。
後は必要な時に必要な分だけスプレーに入れて使用します。
好みでグリセリンやお好きな精油を入れてください。
使ってみたところ最高の使いごこちです(^^_)ルン♪
ものぐさの私にとってちょちょと薄めるだけで使えるのはとっても助かります♪
それに基本的にお酢なので冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。
でも健康茶は飲んでこそ効果があるんで、髪に良いかは知りませんm(__)m
くれぐれもテレビやチラシCMに過剰な期待はしないで下さい!
一番手軽な肌水♪
手作り石けんはグリセリンがたっぷり入っているのでそれだけでも十分しっとりしますが、
つっぱり感がまだ残ると言う人のために・・・
今日はわざわざ作らず、まわりにあるもので肌水に代用してみました。
みんな家で何を飲んでいる?たいていはお茶くらいはありますよね。
飲み残しのお茶は捨てないで化粧水代わりに使ってみましょう♪
この間、沖縄のさんぴん茶(ジャスミンが入っている)が残っていたので
コットンにいっぱいしみ込ませて顔にパタパタ
まだまだいっぱい残っていたのでもっとパタパタ
お肌に優しく、お財布にも優しい肌水
この満足感をみんなにも分けてあげたい(^^_)ルン♪
緑茶をつかうとカテキンパワーも期待できるかも?関係ないか(;´_`;)
ハーブティはどうだろうか
ハイビスカスティー、カモミールティー、ローズヒップティー
考え出したらいくらでもでてくるぞー。(^_^)V
くれぐれもお茶や紅茶に入っている材料はチェックしてね♪
お肌が敏感な方はパッチテストの習慣をつけましょう。
ローズヒップウオーター♪
乾燥する季節なのでもっと保湿力のある化粧水が欲しかったので作ってみました。
ローズヒップには皮膚再生、紫外線から守る効能があるといわれています。
まあ効果のほどはよく解らないがローズヒップって最近はよく宣伝しているし
なによりも手に入りやすくなったので、これを使っただけでハーブならなんでもいいです。
今回必要なものはグリセリンです。薬局で買えます。
小さな小瓶でも結構持つので揃えておいて損はないと思います。
(1)初めにローズヒップにお湯を注いで下さい
(2)冷めたら漉して50mlくらいを取り分けて清潔な瓶か容器に移します
(3)これに精製水50ml入れて2倍に薄めます
(4)これにグリセリンを小さじ1/3くらい入れてよくかき混ぜます。終わり.....
要はローズヒップティーを作っただけです(^^_)ルン♪あまったら飲んじゃいましょう。
ハーブティーを作るためのハーブを持っていない人は精製水だけでもできます。
精製水はコンタクトレンズ用のもので大丈夫です
保湿がもっとほしい人はグリセリンの量を増やして下さい
はちみつ水♪
ハチミツは、消炎作用や殺菌作用の他、
保湿効果もある優れた素材と言われています。
(1)ハチミツ小さじ半分と、同量の精製水を合わせ、適度にのばしておきます。
(2)精製水を加えて10倍に薄めて混ぜます。
化粧水というよりもパックでしょうか 蜂蜜は天然の酵素があるため赤ちゃんには使用しないようにしてね
なんか、めちゃめちゃ手抜きしているみたい(−−;)
美肌水
美肌水って知っていますか、安くて手軽に作れるんですよね。
以前に「ゆびほか」という雑誌に乾燥、シミ、シワ、を撃退する美肌水として紹介されたらしいです。その後すぐ効くという評判がクチコミで広がり、大ブレークしました。それでも「美肌水の作り方教えて〜」と掲示板の書き込みを時々見かけます。そこでまだ知らない方のために…
美肌水原液の作り方
用意するもの
グリセリン …小さじ1
尿素 …50グラム
水道水 …200ml
ペットボトルなどの空き容器に水と尿素を入れてよく振って溶かします。
グリセリンを入れ、軽く振って出来上がり!使い方は原液を水道水で10倍に薄めて使用します。
【注意!】
尿素は薬局や園芸店で販売されています。園芸店では薬局よりも安く購入できますが、
かならず100%尿素のものにしてください(「窒素46」と表記されている)
かならず薄めて使用すること。効果をねらって原液を使用するととても危険です。