ハチドリ計画

南アメリカの先住民に伝わるハチドリの物語

あるとき森が燃えていました

森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました

でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
この上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことしていったい何になるんだ」
といってわらいました
クリキンディは答えました
「私は私にできることをしているの」

ハチドリ計画とは、生命豊かな地球を未来の世代に手渡すために、
「一人ひとりの私にできること」考え、実行することです。

電気をこまめに消したり、なるべく車を使わないようにしたり、
積極的に水筒を利用する、使い捨てを少なくするためにマイ箸やハンカチを持ち歩くなど
人それぞれできることがあると思います。

「こんなことして何になるんだ?」と思う時は
ぜひハチドリの物語を思い出して下さい。
一人ひとりの力は小さくても
みんなの輪が広がれば、きっと大きな力になるでしょう。
ぜひ家族や友達に話して下さい
それもまた「私にできること」なのです。

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